よくある質問
- Q1.遺産分割は必ず作らなくてはいけないのですか?
- 法的には必須ではありませんが、作成することをお勧めします。結果的にトラブルや手間を防ぐことができるからです。
遺産分割は、誰がどの財産を相続するのかを記載して、相続人全員が署名捺印するので、あいまいな部分がなくなります。また、名義変更等の手続きも進めやすくなりますので、作っておくに越したことはありません。 - Q2.相続人の間で遺産分割の話合いがまとまらない場合は、
どうやって決めていけばいいですか? - 遺言がなく、相続人の間での話合いがまとまらない場合には、遺産分割に関する裁判所の手続きを利用することになると思います。具体的には、家庭裁判所の調停と審判があります。調停は、調停委員という第三者が間に入って、相続人間の希望を調整する話合いの手続きです。ここでも話合いがまとまらなければ、審判という手続きで裁判所に分割の方法を決めてもらう方法があります。
- Q3.借金も預金もある状態で相続することに。
マイナスになる場合は放棄できますか? - プラスの相続財産とマイナスの相続債務のどちらが多いかわからない場合には、相続財産の範囲でだけ相続債務を支払うという限定を付けて相続を承認する、限定承認という手続きもあります。マイナスが多いとわかる場合は、相続放棄等の手続きを取れば、相続人でなかったものとみなされ、借金の全てを相続しなくて済みます。いずれも期間制限が設けられているため、お早めに弁護士にご相談ください。
- Q4.家を継いだ長男だけに全財産を相続させたいが
遺産争いも避けたいです。何か方法はありますか? - 遺言を作成しておくべきです。ただし、長男に全財産を相続させる旨の遺言を作ったとしても、次男にも最低限度の取り分である遺留分があり、争いの可能性はあります。予め、その可能性を考え、遺言を決めてもいいでしょう。
また、長男に全財産を相続させたいと考える理由や兄弟間の紛争を望んでいないことなど、あなたの気持ちを、子供達へのメッセージとして、遺言の中に書いておくことも、意味のあることだと思います。サリュでは、事前にご希望を聴取し、その内容を踏まえた遺言書の作成ができるように文案作成等をいたします。 - Q5.サリュへの相談は、相続が始まる前でもできますか?
- 相続前でも、もちろん相談は可能です。
むしろ円満な相続をするために、早い段階からご相談いただくことをお勧めします。そしてサリュでは、弁護士による初回相談を無料で行っておりますので、気軽にご相談ください。お問い合わせは、お電話・メールにて、ご相談の内容をお伝えください。 - Q6.弁護士費用は、高そうなイメージがあるのですが、
サリュはいくらぐらいかかるのでしょうか? - ご相談にお越しいただいたからといって、必ず契約をしないといけないというものではありませんのでご安心ください。サリュでは、できるだけ低価格での手続きをご提供しています。費用はケースにより異なりますので、無料相談にお越し頂いた際に、詳しくご説明させて頂きます。依頼するかしないかは、相談後にじっくりお考えください。